甘草

甘草について

甘草(かんぞう)は、西洋では「リコリス」と呼ばれているマメ科の植物で、根と根茎の部分を乾燥させたものには、消炎・解毒作用があることで知られています。「甘草(生薬名)」は、グリチルリチンを主な有効成分として根部(根およびストロン)に蓄積する薬用植物であり、一般用漢方製剤において処方の70%以上に使われる最も汎用度の高い漢方薬原料の一つです。また、味噌や醤油に甘みを付ける食品添加物や、化粧品の原料などにも広く使われています。

甘草に2.5%ほど含まれているグリチルリチンは、副腎皮質ホルモンの産生促進、結合組織の増強による抗アレルギー、抗炎症などの作用が認められています。
日本において、グリチルリチン製剤は、肝機能異常や湿疹・皮膚炎、口内炎などを改善する医薬品として広く利用され、また、ドイツでは、カタル性の胃・十二指腸炎の治療薬として認められています。

「甘草」は、医薬品や化粧品の原料、食品添加物に使われる重要な生薬の一つです。しかし、日本国内で必要な甘草の総てを、中国、モンゴル、中央アジア諸国などの輸入に頼っているのが現状です。

輸入する甘草は、主に乾燥地帯に自生しているものです。根茎部を利用するため、収穫の際には根こそぎ刈り取る必要があり、その為、広大な土地の荒廃をもたらし、環境破壊の一因ともされています。
最大の甘草の供給国である中国では、砂漠化などの問題とともに資源保護を理由に輸出制限をするようになってきました。

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